【完】私が恋したプリンス*


この人は気まづくないのか凄く気になる。



「これから調理実習なの?」



でもまぁ、私に普通に…いや、普通以上に話し掛けてくるんだ。

きっと気にしていないんだろう。



てか、そもそも告白も冗談だったりして。

だとしたら私がこんなに気にすることも無いんじゃ…

よし。冗談ということにしよう!!



「はい!これからカップケーキ作ります!」



冗談ということにしたら、むず痒さは無くなり、いつも通り明るく話すことができた。



「へぇー。じゃあ那姫のカップケーキ待ってるからね」

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