【完】私が恋したプリンス*
すると、その質問に一瞬曇った表情を見せたが、直ぐに王子様スマイルを見せ、
「俺達3人が集まった部活とか、人気過ぎて他の部活に悪いでしょ?」
と、嘘か本当か分からない言葉を言った。
けれど先輩は、私達にそれ以上質問されないように話を進める。
「と言うことだから、良かったら君も入らない??」
「「「「えっ?!」」」」
さすがに勧誘することまでは予想していなかったため、先輩を除いた4人は驚いた声を出した。
一応なんでも部における決定権は先輩が持っているけれど。
誰も、そんな突然部活の勧誘をするとは思わないだろう。