【完】私が恋したプリンス*


「じゃあ、遅いしそろそろ帰ろうか」



結構な時間を話していたため、気がつけば外は薄暗い。

私達は資料室をあとにした。



みんなの足取りは重く、帰り道誰も口を開かなかった。



この雰囲気が、さっき聞いた話の内容が真実だということを物語っていた。

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