【完】私が恋したプリンス*


委員長から渡されたメモ帳を片手に、実莉ちゃんに駆け寄る。



「実莉ちゃん買出し行こ!」



「うん!」



私達は担任に買出しに行ってくると伝えた後、学校を後にした。



「ねぇ、買出しってホームセンターでいいの??」



実莉ちゃんにそう聞かれ、メモ帳を開く。



「げっ…」



「那姫?立ち止まってどうしたの?…うわっ…」



実莉ちゃんも私の持っているメモ帳を見て同じ反応。



「…...委員長、鬼だ...」



委員長からこれを渡された時になにを買うか確認しとくべきだった。

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