【完】私が恋したプリンス*
メモ帳にはたくさんの文字。
2ページに渡って書かれている。
委員長…
これを2人で買出しに行かせるなんて鬼畜すぎますよ。
「那姫どうする?」
どうするもなにも、今すぐにでも学校に戻って助っ人を連れて来たい。
けれど学校からは結構離れているうえに、もう1度戻るなんて面倒臭い。
おまけに立っているだけで汗をかく暑さだ。
「やるだけやってみよ」
「分かった。後で委員長にアイス奢って貰おう」
「それ賛成!」
帰ったら委員長に抗議だ。
そした狙うはアイス!!!!
私達はホームセンターに着くと、リストに書かれている品物を次から次へと詰め込んだ。