【完】私が恋したプリンス*


お会計を済ませて、袋に詰め込む。



うん。

やっぱり酷い量だ。



袋は4つあって、全てパンパンに詰め込まれている。



「「……」」



もうなにも言いようがない。



私達は無言でその荷物を持ち上げた。



「…重い…」



「…那姫、やばいよこれ」



流石に女の私達がこれらを持って帰るのは無理に等しい。



「…ちょ、ちょっと一旦置こう…?」



ホームセンターを出て2、3歩。

すぐさま断念。

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