【完】私が恋したプリンス*
「優人??」
「一緒に学校行こうと思ったんだけど…ダメ??」
そんな上目遣い+うるうるの瞳を向けられたら…
「ダメじゃないよ」
ダメなんて口が裂けても言えるわけがない。
「やった!!!」
「でも、ちょっと待って!準備するから!!」
優人をリビングに通すと、私は急いで制服に着替え髪をセット。
そして超特急で準備を済ませた。
「お待たせ!!」
「じゃあ、行こっか」
普段学校に行く時間より早いけど、朝ごはん食べていないけど、今日は仕方がない。
我慢だ私。