【完】私が恋したプリンス*
「俺達、今日1日このクラスで過ごすから。よろしくね、那姫」
「「「ぇぇえええええええっ!??」」」
さすがにこの言葉に一同全員驚く。
「待って下さい、かなり意味が分からないんですけど」
そもそも2人とも学年違うじゃない!!
夢?!これは夢????
私はほっぺをつねって夢かどうかを確かめる。
痛い…ってことは現実!?
あまりにも現実味がなくてもう1度つねる。
やっぱり痛い…
「ほっぺ赤くなっちゃってるじゃないですか」
おまけに凛くんは私のほっぺたに手を当て始めた。