【完】私が恋したプリンス*


「一応、お客さん来てますから…はは」



「動物園見たいですけどね」



「......それは否定出来ないです」



凛くんの辛口評価は通常通り。

さらっと動物園って…実の兄に言えるのが凄いところ。



「さて、俺達はそろそろクラスに戻るね」



「来てくれてありがとうございました!」



「なっちゃん先輩頑張って」



「ありがとう!」



出口で2人を見送ると、私は再び忙しさに終われた。



───
──




「はぁ~やっと休憩入れたーーー!!」



只今、中庭にて実莉ちゃんと休憩中。

お昼時が終わり、お店が落ち着いてきたためやっと休憩に入ることが出来たのだ。

< 295 / 307 >

この作品をシェア

pagetop