【完】私が恋したプリンス*
「一応、お客さん来てますから…はは」
「動物園見たいですけどね」
「......それは否定出来ないです」
凛くんの辛口評価は通常通り。
さらっと動物園って…実の兄に言えるのが凄いところ。
「さて、俺達はそろそろクラスに戻るね」
「来てくれてありがとうございました!」
「なっちゃん先輩頑張って」
「ありがとう!」
出口で2人を見送ると、私は再び忙しさに終われた。
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「はぁ~やっと休憩入れたーーー!!」
只今、中庭にて実莉ちゃんと休憩中。
お昼時が終わり、お店が落ち着いてきたためやっと休憩に入ることが出来たのだ。