【完】私が恋したプリンス*
そのために彼等、3人をこの場に集めた。
「あのね、聞いて欲しいことがあるの!」
私は3人に向かって言葉を発した。
すると3人はゆっくりと頷き、真剣な眼差しで私のことを見ている。
1つ深呼吸をすると、私は今までの出来事を思い出した。
そして1つ1つ、大切な思いを、大切な言葉をゆっくり口にする。
「私ね」
言わなきゃ。
伝えなくちゃ。
「──が好き」
やっと想いが伝えられた瞬間涙が溢れでたんだ──