【完】私が恋したプリンス*
「はい!」
登校して早々、優人を見つけある物を差し出す。
「これって!!?」
早い時間なため、生徒がいなく優人も人見知りを発動していない。
そのため、この時間帯を選んだのだ。
「チーズハンバーグだよ!!」
昨日のお詫びの品。
「前田ぁーー!!!ありがとう!!!俺、今日1日生きていける!!」
彼は私に抱きつき、朝イチとは思えないテンションで喜んでいた。
こんなふうに喜んでくれたら、早起きして作ってよかった!