【完】私が恋したプリンス*


「じゃあ、今日はこれで終わり!気を付けて帰ってね」



ある程度みんなで写真を見た後、今日の活動は終わった。



淳平先輩はまだ少し残るみたいで、私達3人はそんな先輩に挨拶をすると学校を後にした。

凛くんとも学校から少し歩いたところで道が違うため分かれ、結果いつもの2人での帰宅。



そんな時、



「ねぇ、前田」



やけに落ち着いた声で名前を呼ばれた。



なんだろう?



「前田ってさ…淳くんのこと…好きなの?」



「はいっ?!?!」

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