忘れない物語
「あれ、ここはどこ?」
「目、覚ましたか」
どうやら、ここは病院らしい。
私は気絶でもしたらしく、
ベットの上にいた。
その隣には、さっきぶつかった
先輩(?)がいた。
「あのお名前教えてもらってもいいで
すか?」
疑問に思ったので聞いてみた。
「あぁ、俺は三年の黒岩雅樹(まさき)
さっきはごめん」
やはり、先輩だった。
「いえ、私が悪いんです。
すいませんでした」
「いや、いいよ。俺はけがとかしてな
いから」