フルート吹きの魔法使い
「・・・・好き・・だよ」
そう言って、るりは身体をフランに向けた。
フランは珍しく顔を赤らめ、でも幸せそうな笑みを浮べている。
キスの雨が落ちる。
額、頬、そして唇。
お互い愛を確かめ合うような、優しいキス。
ここまで、色んな事があった。
最初は喧嘩ばかりしていたのにね。
気付いたら好きになってた。
そして今、フランが一番近くにいる。
自分のいた世界に未練がない訳じゃない。
でももう、この腕を離したくない。
好きと伝えたら、さらにその想いが強くなった。
もしかしたら。
きっとこの世界に私が来たのは、フランと出会う為だったのかもしれないね。
決められた運命だったのかもしれない。
―――――だって、私、今とても幸せなんだもの―――――
そう言って、るりは身体をフランに向けた。
フランは珍しく顔を赤らめ、でも幸せそうな笑みを浮べている。
キスの雨が落ちる。
額、頬、そして唇。
お互い愛を確かめ合うような、優しいキス。
ここまで、色んな事があった。
最初は喧嘩ばかりしていたのにね。
気付いたら好きになってた。
そして今、フランが一番近くにいる。
自分のいた世界に未練がない訳じゃない。
でももう、この腕を離したくない。
好きと伝えたら、さらにその想いが強くなった。
もしかしたら。
きっとこの世界に私が来たのは、フランと出会う為だったのかもしれないね。
決められた運命だったのかもしれない。
―――――だって、私、今とても幸せなんだもの―――――