フルート吹きの魔法使い
―――2日後。
フランは気付かれないように、ガリエルの家が見える路地裏で待っていた。
休みの度にどこかへ出掛けるガリエルの跡をつけるためである。
バレないように、かつ動きやすいように黒色の軽装。
背中には剣を背負っている。
張り込んで10分程でガリエルが家から出てきた。
周りをキョロキョロと見渡した後、街の出口へと歩き始める。
どうやら歩きで行くようだ。
なにか手に紙袋を持っている。
・・・土産か?
フランはバレない程度の距離を保ちながらついていく。
ガリエルは街を抜けると、あのモールの住む森へと入っていった。
フランは気付かれないように、ガリエルの家が見える路地裏で待っていた。
休みの度にどこかへ出掛けるガリエルの跡をつけるためである。
バレないように、かつ動きやすいように黒色の軽装。
背中には剣を背負っている。
張り込んで10分程でガリエルが家から出てきた。
周りをキョロキョロと見渡した後、街の出口へと歩き始める。
どうやら歩きで行くようだ。
なにか手に紙袋を持っている。
・・・土産か?
フランはバレない程度の距離を保ちながらついていく。
ガリエルは街を抜けると、あのモールの住む森へと入っていった。