ヤンキー?なにそれ、美味しいの?

いおちゃんは、颯爽と幼なじみの女の子と男の子に事情を聞いて、苺花のとこに帰ってきた。


「説明不足!」

「いてっ」


軽く頭をチョップされて、つい声が出る。


「それなら、清水寺に向かう途中に、レンタルショップあるからそこに行こう。そしたら着物で清水寺いけるでしょう?」


サクサクと話を進めていくいおちゃんに、みんなはただひたすらに頷く。


「よしっ、そうと決まれば〜しゅっぱーーつ!!!」


みんなの意見が固まったところで、苺花は走り出しました。


えへへ、着物着れるなんて嬉しいなあ!


「もう、早いんだから。みんな行こ?」


苺花を追うように皆も走り出す。

修学旅行!すたーとです!!


そういえば、安達くんはどこに行ったんだろう。

せっかく着物着るのに、会いたいなあ。

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