ヤンキー?なにそれ、美味しいの?
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「楽しかったね、伏見稲荷!!」


そういえば、安達くんは、なんで伏見稲荷を選んだんだろ?

なーんて、深い意味はないんだろうなー。


そんなことを考えながら、ふふっと笑えば、安達くんは怪訝そうな顔。


「また脳みそ散歩させてんのかよ。」


呆れたように、苺花の頭に触れる手はとてもやさしくて、

安達くんと距離が縮まったような気持ちでとても嬉しいですっ!


「ほら、宿ついたから、あいつに連絡しろよ、あの、友達?」


ふっと足を止める安達くんに後ろを歩いていた苺花は危うくぶつかりそうになる。


「うん?いおちゃん?お部屋一緒だし、大丈夫だよ」

「いーから。」


強気の安達くんを不思議に思ったけど、言われた通りいおちゃんに電話をする。

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