君と私の距離


「どうしたの?」

「なんでもない。」

「なんでもなくないでしょ。」

優斗はバツが悪そうに顔を伏せる。

「いっちゃん、優斗のこと頼んでいい?」

「あぁ。」

私は、杏里の手を取ると、
優斗の部屋からでた。

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