君と私の距離


「そいつは、たぶんお前のこと、ママって呼んでるかもしれねぇな。」

杏里は、ゆっくりと顔を上げ、
目を見開いてる。

「俺さ、たとえ子供ができようが、俺の一番はお前だけだよ。
子供ができなくても、俺は、お前のことずっと愛し続けるよ。」

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