君と私の距離
この、
「ん?」
がすごく好き!
わたしは、いっちゃんの腕から、ヌググーっと抜け出すと、
いっちゃんの顔が不機嫌になる。
だから、
私は、正面から、飛びついた。
そしたら、いっちゃんは、「うお?!」と言いながら、受け止めてくれた。
嬉しくて、嬉しくて、ギューーーってすると、
カシャッ
「「え?」」
音がした方を見てみると、
いましたよ。
そういたんです。
ニヤニヤした杏里がケータイを構えて。
優斗は、横で杏里の頭に手をおきながら、ニヤニヤ。