君と私の距離


本当は、こわかった。
周りからの目とか、
痛む足とか、頭から流れる血、
本当に怖かった。

だけど、いっちゃんが、来てくれたからもう大丈夫なんだよ。

という気持ちを込めて、いっちゃんの首に腕を回した。

< 245 / 399 >

この作品をシェア

pagetop