君と私の距離


「いや、もしもの話だから、
気にすんな!」

そう言って私の頭をワシャワシャと撫でて、
そのまま、神社へ向かった。

本当は、わかってた。

留学することくらい。

だけど、このタイミングは、酷だと思う。

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