君と私の距離


私は、初めて最愛の人を殴った。

家までの道のりを無我夢中で走る。

涙なんて、止まんなくて、

家に着いてすぐ、部屋にこもった。


ずっとずっと泣いてた。

部屋の外からは、お母さんと優斗が心配する声。

< 344 / 399 >

この作品をシェア

pagetop