君と私の距離

わかってた、だけどこっちにだって考えはある。

「じゃあさ、歩いて行くからいーよ、」

そう言って立ち上がると、後ろから
抱きかかえられた。

いっちゃんは、185あるからすごく視界が高くなる。

「駄目に決まってんだろ?それになんで学校に行こうとすんだよ?泣きそうになりながら、。」


はっとした、

泣きそうに、なりながら?
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