夏休みの勲章
第四章
後ろに木材をのせたトラックは、僕とパパとおじさんが三人ならんで座れた。
お爺ちゃん家を出て、鼻歌を歌っているおじさんの運転で、あかい橋の上を過ぎる。
「なぁ武志、この川ってコンクリだったっけ?」
「…一昨年くらいにな、両脇をコンクリで整備したんだよ。」
僕ん家のちかくにある川とおんなじだ。
でも、ながれてる水の透明さはぜんぜんちがう。
お爺ちゃん家を出て、鼻歌を歌っているおじさんの運転で、あかい橋の上を過ぎる。
「なぁ武志、この川ってコンクリだったっけ?」
「…一昨年くらいにな、両脇をコンクリで整備したんだよ。」
僕ん家のちかくにある川とおんなじだ。
でも、ながれてる水の透明さはぜんぜんちがう。