夏休みの勲章
第五章
茶の間のよこの縁側ってところに座って、ぼんやりととおくのお山を見つめてた。
ずぅ〜とひろがる田んぼの海。
ぽつぽつと木の幹みたいな電信柱が立ってる。
ならんだお山の間に、ゆっくりと夕日が沈んでいく。
夕日は田んぼをあかく染めて、電信柱を一本の影にしながら沈みきっちゃった。
それから少し遅れて、電信柱に小さな灯りがポッと点る。
ずぅ〜とひろがる田んぼの海。
ぽつぽつと木の幹みたいな電信柱が立ってる。
ならんだお山の間に、ゆっくりと夕日が沈んでいく。
夕日は田んぼをあかく染めて、電信柱を一本の影にしながら沈みきっちゃった。
それから少し遅れて、電信柱に小さな灯りがポッと点る。