夏休みの勲章
第八章
まわりの音がいっせいに無くなっちゃう林の中。


温度も、林の中の方が低く感じる。


まわりの木とは、少し違った色の一番奥の大きな木。


湿ったような葉っぱの上を歩きながら、その木に向かってすすんでいく。


ハチミツみたいな樹液のまわりには、いろんな虫さんが集まっていた。


神様…お願いします。
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