イチゴパフェ
「ありがとう。叱ってくれて」
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とりあえずと言って入った店は、あのファミレスと同じ系列のレストランだった。
さっと注文を済ませ、色んなことを思い出しながら秀を見る。
「仕事…忙しい?」
「ああ。だけどすごく充実してる。」
「約束に1時間遅れるくらいに?」
「ごめんって言っただろ」
「謝って済むなら警察は要らないわ?」
「ごめん………お詫びにさ」
「ここ奢る?」
「…おお。」
秀の顔は相変わらずかっこよくて。
こうしてここで話しているだけでも、たくさんの視線を感じる。