史上最強恋愛警報!
「あの…私、どう寝てました?」
「んー…最初は俺の頭に乗せてた感じ。
で、15分くらいは俺の肩だったかな」
な、なんて恥ずかしいことを…!
っていうか、なんで私の方が寝てるの〜!?
先輩の方が疲れてたはずなのに…
「あ、あと、写真撮られてたみたい」
そう言って先輩に差し出された携帯をみると、真琴先輩が私の肩に、私は真琴先輩の頭に
頭を乗せてる写真が表示されてた。
「な……ななっ!?」
「愛斗がいつの間にか撮ってたみたい」
先輩もその写真を見ると、
クスクスと笑った。
「ほ〜ぞんっと」
「えっ!?」
「あ、ヒナちゃんもいる?」
「い、いりませんよっ!」
なんだかバカにされてるというか、
遊ばれてるって感じ……。