史上最強恋愛警報!








「おっはよー!!」




バンっという大きな音がして
生徒会室のドアが開かれた。




朝からこんな元気な声を出せるのは
愛斗くんしかいない。




「おはよう、愛斗」




真琴先輩も笑顔でそう返す。




「なんだかスッキリしてる?」




「分かる?」




直央先輩もスッキリした真琴先輩を見たのは久しぶりらしい。

目を見開いてる。




「…まあ、よかったっす。
会長は最近詰め過ぎてたんで、高野がいて良かった」




えへへ、そんなことを言われたら
照れちゃうよ〜っ!




「これからは、真琴が寝てないって思ったときは雛子ちゃんの隣に座らせればいいのか!」




直央先輩の提案に賛成する愛斗くん。




賑やかだなあ……。









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