史上最強恋愛警報!
でも確かに、せっかく海に来たんだ。
パーカーなんて脱いで
海に入ってしまいたい。
そう思ってパーカーを脱ぐと、
真琴先輩は横で笑ってる。
「海…行きましょ」
「そうだね」
私が立ったのを合図に真琴先輩も立つ。
パーカーをその場に畳んでおいて、
真琴先輩の方を向くと
真琴先輩は目を見開いた。
……そんなに似合ってなかったのかな?
「…あの……」
「え、あ、ごめん!」
少し頬が赤くなってるのは…
気のせいなんかじゃないよね?