史上最強恋愛警報!
「おーじさん」
ダメ元でも…と思い、一応おじさんに聞いてみようと理事長室まで来た。
「おや?どうしたんだい、雛子ちゃん!
珍しいじゃないか!!」
「聞きたいことがあってね、
なんかこう……ステキな、ドレスってない?」
私の言葉を聞いたおじさんは、
笑顔のままフリーズしてしまった。
「…あ、あるよ!
ちょっと待っててくれるかい?」
わたわたとしながら、
奥の部屋へと行くおじさん。
急にテンパり初めてどうしたんだろ?
「これなんてどうかな?」
「わあ!これがいい!」
「雛子ちゃんのお母さんが、
昔に着てたMiyaのドレスだよ」
Miyaって…真琴先輩のお母さんの…。