史上最強恋愛警報!
「九条家の使いの者でございます。
こちらの車にお乗りください。
会場まで、ご案内いたします」
漫画の世界で言う、執事さん。
そんな人、はじめてみた…。
九条さんの家まで地図があったけど
迷う気しかしてなかったから送迎の車はとても助かった。
黒い大きな車に乗り込み、
九条さんの家まで向かう。
どうやら招待されたのは
あの学校で私だけらしい。
ついて辺りを見回せば
周りはみんな、大人の人だった。