史上最強恋愛警報!








「ヒナちゃん!
今のまこちゃんに話を聞いてもらう方法って、1つしかないんだ」




1つしかない……?
それって一体……




「何かはきっと、
まこちゃんと話をしている間に気づくよ。
だから、頑張って!!」




そう言って愛斗くんは、
私の大好きなグミを私の口に放り込んで、ニコッと元気な笑顔で笑った。




愛斗くんにも、背中を押してもらった。




真琴先輩に話を聞いてもらう方法も、
真琴先輩に話すことも、

何1つ思いつかないけど……




真琴先輩と会えば、分かる。




不思議と、そんな気がした。









< 206 / 248 >

この作品をシェア

pagetop