史上最強恋愛警報!








ご飯を作ってる間も勉強をする真琴先輩。




お医者さんの子供ってこともあって、
きっといろいろ大変なんだろうな…。




その大変さは、平凡な私には分からないけど

きっと何か、手助けできることはあるよね。




完成待ちの私は、
前に愛斗くんが話してた“方法”を試すことにした。




真琴先輩の後ろを何事もないかのように通り、


ちょうど真後ろに来たときに…
ぎゅっ……。




「わっ!」




真琴先輩は、驚きの声をあげるも、
私に抱きしめられたと気付いてすぐに私と向かい合わせになるように、抱きしめながら体の向きを変えた。




「急にどうしたの?」




どこか嬉しそうな真琴先輩を見て、
嫌ではなかったことに安心した。









< 219 / 248 >

この作品をシェア

pagetop