史上最強恋愛警報!








「もし、ヒナちゃんじゃなくて、
別の女の子が来てたら……

もし、ヒナちゃんが、途中で九州に戻っちゃってたら……」




「……」




「生徒会は、この学校は、僕たちの壁は、
まこちゃんは、なっちゃんは、晴ちゃんは、ぼくは…………」




「……」




「どう、なってたのかな?」




しんみりとした空気が、生徒会室を包む。




そんなこと考えたことなくて、
私も、晴大くんも、答えが見つからない。









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