史上最強恋愛警報!








「晴大くんは怖いし、
愛斗くんはなんだか2人いるし、
直央先輩は危険人物だしで、
真琴先輩の優しさに涙出そうでした」




「悪かったな」




晴大くんが拗ねるように言うから、
おかしくなって、つい笑ってしまった。




「毎日、前の学校に戻りたいな〜って思って、
毎日が苦痛で、何も楽しくなくて。
女の子の友達だってできないし、
お茶会では女の子に当たられるし、
もう本当、散々な目にあいました」




それは、事実だから。




今までの私は、
この学校がイヤでイヤで仕方なかった。









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