史上最強恋愛警報!
写真をたくさんとって、
たくさん話して、
たくさん笑って、
たくさん泣いて。
明日には真琴先輩たちは、
この学生寮から去ってしまう。
家に戻って、それから大学のことをいろいろとやるんだって。
部屋に戻ったあと、
真琴先輩に手招きされて、ソファに隣同士で座る。
「どうしたんですか?」
私が隣に座るなり、ぎゅーっと抱きしめてきた真琴先輩。
「んー…、
……今から甘やかして」
普段は言わない言葉にびっくりしたけど、
すぐに微笑んで、抱きしめ返した。
真琴先輩に安心してもらえるように、強く。