史上最強恋愛警報!
2人っきりの休日
2日間の文化祭も終わり、今日は振替休日。
学校もお休みで特に出かける予定がない私は
1日中寮にいる予定なのだけれど…
どうやらそれは、真琴先輩もらしい。
「ヒナちゃん、朝早いね」
朝の5時半、目が覚めて部屋から出ると
リビングには既に起きて勉強を始めてる真琴先輩の姿が。
私に言わせれば、真琴先輩の方が早いですから!
「……朝ごはん、食べました?」
「ううん。まだだよ。
食堂に行くのもめんどうだから、どうしようかなって考えてたところ」
それならば、丁度いい。
「私が作りますよ」
キッチンまであるこの生徒会専用寮。
つい昨日、母から食材が届いたから
冷蔵庫の中は十分なはず。