史上最強恋愛警報!
「うるさくはなかったんだけど、
ちょっと聞こえちゃった」
そういいながら伸びをして参考書を閉じる真琴先輩を見て、勉強休憩かな?と思ってお茶を出した。
「あ、ありがとう!」
私からお茶を受け取って、
ごくごくと飲み干す。
「ヒナちゃん、恋したことないんだ?」
「き、聞こえたのってそこですか!?」
まさかそんなところを聞かれてたなんて思わなかった。
確かに少し声を大きくして言った部分もあったけど…。