史上最強恋愛警報!
近づく距離、近づく心。
「なあ、会長とケンカでもしたのか?」
「ぶっ…!!」
次の日のお昼、鳥羽くんとお昼を一緒にとっていたら、突然そう言われて飲みかけていたオレンジジュースを吹きかけた。
「汚ねえな…。
で、どうなわけ?」
「べ、別に、ケンカはしてないけど…」
「だって明らかに避けてんだろ」
「うっ…」
もうそれ以上は言わないで。
お願いだから!!
避けるつもりなんて全くなかった。
でも、なんだか意識し始めちゃって
結局避けてるも同然の態度をとってしまっている。
「なんかあったの?」
「…何もない、と思う」
「…はぁ」
だって相談したら笑われそうなんだもん。