史上最強恋愛警報!








「ほら、みんな自己紹介して」




宮間先輩の一言で一部嫌々ながらも横一列に並んだ生徒会の人たち。




「3年、副会長の三波 直央!
可愛い子大好き!よろしくね!」




あぁ、問題児ですね。




「…2年、会計、鳥羽 晴大。」




……睨まないでよ。
私だって好きで来たんじゃないもん。




「1年で同じく会計係の真澄 愛斗だよ〜
よろしくね、ヒナちゃん!」




ヒナちゃん…?
もうあだ名決定ですか??

後輩だったんだ…可愛い。




「高野 雛子です。
おじさん…理事長に騙されてここに来ました。
よろしくお願いします…」




「は?」




ひぃっ…この鳥羽 晴大って人、本気で怖い!
なんで、は?って言ったの!?




「自分の意思でここに来たんじゃねーの!?」




「なんで私の意思でわざわざ九州から仲いい友達おいて東京に来なきゃいけないの!
私の方がこの先真っ暗だもん…」




言い切ると、鳥羽 晴大は目を見開いていた。




な、なんなんだろう……。









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