史上最強恋愛警報!








「高野が、普通だったのに驚いてる…とか?」




晴大の言葉にビックリした。
図星だ。




「……どうしてわかったの?」




「昼休みに尋ねたんすよ。
どうして会長を避けてんのか」




やっぱり、晴大はそう言うところに敏感なんだな。
すぐ気づいちゃう。




「そしたらなんて言ってた?」




「そんなつもりはなかったって。
別に怒ってるわけでもないし、
会長が何かしたってわけでもないって。
勘違いさせてごめんなさいって」




何かしちゃったわけではないのは安心した。




もし俺のせいだったら謝りたかったから。
だから、教えてほしかっただけ。

でも、大丈夫ならいいんだ。









< 81 / 248 >

この作品をシェア

pagetop