史上最強恋愛警報!
「高野が、普通だったのに驚いてる…とか?」
晴大の言葉にビックリした。
図星だ。
「……どうしてわかったの?」
「昼休みに尋ねたんすよ。
どうして会長を避けてんのか」
やっぱり、晴大はそう言うところに敏感なんだな。
すぐ気づいちゃう。
「そしたらなんて言ってた?」
「そんなつもりはなかったって。
別に怒ってるわけでもないし、
会長が何かしたってわけでもないって。
勘違いさせてごめんなさいって」
何かしちゃったわけではないのは安心した。
もし俺のせいだったら謝りたかったから。
だから、教えてほしかっただけ。
でも、大丈夫ならいいんだ。