史上最強恋愛警報！

……そっか、鳥羽くんは気づいてるんだ。




真琴先輩が原因なこと。




「……そうするね」




私は立って、早足で扉に向かう。




「失礼します…」




そう言いながらお辞儀をして、
生徒会室から出た。




あの言葉は、鳥羽くんなりの優しさなんだ。




トボトボと部屋に戻ろうとしてたら、
突然担任の先生に呼び止められてしまった。




「お喋り会のことなんだけどな」




今は聞きたくないなあ……。
と思いつつ、頷く。




「高野にはウエイターやってもらうことになったから、頼んだ！」




……は？




反論しようもするも、
じょあな！と元気よく去っていく担任。




なんで私が…ウエイター？