史上最強恋愛警報!








「あはは、雛子ちゃん、チョー幸せそう!」




「とりあえずこの先輩は危険人物…と」




「え!俺ー?!」




だって女の子慣れしてそうなんだもん。
そういう男の人苦手だし…。
だから危険人物!!




「もうみんな、落ち着いて。
高野さんにはこれから嫌でも受け止めてもらわなきゃいけないことがたくさんあるんだから」




宮間先輩はそういいながら、生徒会室の真ん中にあるソファに座るように私に言った。




私が座ると他の生徒会のメンバーも周りに座って、さっきのはっちゃけた空気はどこに行ったのか、
真剣そのものの空気にいつの間にか変わってた。









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