【完】わたしの恋のキューピッド
夏祭りの終わり
蓮が人混みに消えていくと、
はじめに美雪さんが声を出した。
「真司!一緒に見て廻ろうよ!」
「あ・・・」
一瞬、真司先輩は私のほうを向いた。
「悪い、今日は優木さんと廻るって約束してたから」
「そうなの?
今までは一緒に廻ってくれたのに・・・」
「それって小学生までの話だろ?」
「そうだけど・・・」
そっか、確か幼なじみなんだよね
昔っから仲がいいんだ・・・
「・・・あの」
私が声をかけると
真司先輩と美雪さんは同時に振り向いた。
「ん?どうしたの?」
「私、別に大丈夫ですよ?」
「・・・大丈夫って?
私は一人で廻りますし!
真司先輩達は一緒に廻れば・・・」
「え!いいの―――」
「ダメだよ!」
はじめに美雪さんが声を出した。
「真司!一緒に見て廻ろうよ!」
「あ・・・」
一瞬、真司先輩は私のほうを向いた。
「悪い、今日は優木さんと廻るって約束してたから」
「そうなの?
今までは一緒に廻ってくれたのに・・・」
「それって小学生までの話だろ?」
「そうだけど・・・」
そっか、確か幼なじみなんだよね
昔っから仲がいいんだ・・・
「・・・あの」
私が声をかけると
真司先輩と美雪さんは同時に振り向いた。
「ん?どうしたの?」
「私、別に大丈夫ですよ?」
「・・・大丈夫って?
私は一人で廻りますし!
真司先輩達は一緒に廻れば・・・」
「え!いいの―――」
「ダメだよ!」