【完】わたしの恋のキューピッド
その後、
私は真司先輩と一緒に夏祭りを満喫した、
家へ帰ると蓮がリビングのソファーに座っていた。


「あ、おかえり~」


「蓮、ただいま!あのさ・・・」


「ん?なんだよ?」


「さっきは、ありがとね?
ほら私泣いちゃって・・・」


「さっき聞いた。で?
真司先輩と廻って楽しかったんだろ?」

蓮はニヤついた表情で訊いた。

「うん!とっても!」


「そっか・・・。
ならよかったな!?」


急に蓮は下を向くと立ち上がり、
リビングを出ようとした。


「どこいくの?」


「自分の部屋、寝る」

蓮は不愛想に答えた。


「そっか、おやすみ!」


「あぁ、おやすみ・・・」


蓮、疲れてたのかな・・・?

もう、夏休みもおわりかぁ・・・
寂しいなぁ・・・


でも、また学校で真司先輩に会える!

そう思うと私はなんだかわくわくしてきた。


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