【完】わたしの恋のキューピッド
チャンスをつかめ
バスケ部の地区大会当日、私は悩んでいた。


「どうしよおぉぉぉ!!」


「何でもいいだろ!?早くしろ!!」


「ダメだよ!!あなた私のキューピッドでしょ!?
適当な服装で行って、真司先輩に嫌われたらどうしてくれるの!?」


「う・・・」


「こっちとこっち!どっちがいいと思う!?」


私は、ピンクのシャツとデニム生地のワンピースを見せた。


「ワンピースのほう!」


「えー・・・、でも・・・」


「だったらシャツにしろ!!」


蓮は大声で言った。


「も~!!声大きい!!
キューピットなら真司先輩の好みの服装くらい調査しといてよね!!」


「仕方ないだろ!?
まだ、そこまで調査進んでないんだから!
いいから早く着替えろよな!!」


そういい残すと蓮は部屋から出て行った。


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