【完】わたしの恋のキューピッド
「気のせいかな?」


「ん?どうした?」


「え?あ、ううん?なんでもない」


「そうか、じゃあ、この紙を真司先輩へ渡して来い」

そういうと蓮は一枚の紙を渡した。

「え?なにこれ?」


「お前の携帯の電話番号と
メールアドレスが書いてある交換して来い!」


「え!?いつの間に!?」


「まぁ、落ち着け。
これを渡して一気に距離を縮めるんだ!」


「落ち着けって!大体どうやって渡すの!?
いきなりポンッて渡せるわけないし!!」


「とりあえず、ついて来い」


そう言われ、わたしは蓮に付いていった。


< 42 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop