【完】わたしの恋のキューピッド
夏祭りの準備
「ねぇ!これは!?」


私は、ピンクにボタン
・・・のような花の模様が入った浴衣を見せた。

「かわいいよね!?」


「うーん・・・」


「なに?どうしたの?」


「確かにかわいいけど・・・。
お前には似合わないな!」


「えー!ひどい!」


「それよりも、これがいい!」


そう言うと、蓮は
ベースは白に藍色の大きな花火?
のような模様がある浴衣を見せた。


「えー?なんか・・・。
地味じゃない?」


「そうか?清楚だけど
大人っぽい感じでいいと思うけど?
それに・・・」


「それに?なに?」


「藍色の藍ってお前の名前と同じじゃん?」


「そうだけど・・・」


「だから・・・、
いいんじゃないかって思ったんだけど・・・」


蓮はなぜか顔をそらしてしまった。


どうしたんだろう?



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